【書籍】トランスルーセント―彼女は半透明

【書籍】トランスルーセント―彼女は半透明

岡本 一広
メディアファクトリー(2005-06)
定価 ¥ 540

[ 確かな存在の証 ] 2005-07-27
★★★★★

思春期の不安定な心理と、「透明病」によって引き起こされる
自分という存在の不安定さを巧く描いている良作です。

主人公は体の一部から、やがては体全体が透明になってしまう
原因不明の奇病「透明病」に悩む白山しずかという少女。
透明化が進むにつれて“自分はちゃんとここにいる?”という
不安感に駆られる彼女ですが、周囲の人々の温かさによって
体温を取り戻すかのように自分の姿を取り戻していきます。
なかでも彼女を見守る同級生マモル君のまっすぐで懸命な姿に、
彼女同様、何度も目頭を熱くさせられました。

作者はこの作品がデビュー作とのこと。
絵柄としては同じ掲載誌の小原慎司氏を連想させます。
描線に拙さを感じることはあるものの、細やかな心理描写を
人物の表情に映すセンスはとても長けているように思いました。
設定によってどうしても物語が重くなりがちなのを
所々に挟まれるコメディ描写や、一話毎のおまけ漫画などで
上手く緩和しているところも評価したいです。

とても好ましい作品なので、2巻の発売を楽しみに待ちたいと思います。

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[ 久しぶりの掘り出し物 ] 2005-07-08
★★★★★

私は普段スクエニ系列(と、一部の例外)しか買わないんですが、
とあるサイトで紹介されていて、それにつられて買ってしまいました。
「買ってしまった」と書いたのは、うちが本で溢れてて、
これ以上本を買うと家族が発狂しそうだったからです。

えーっと、結論から言いますと、この本のためにスペースを作ってあげたいです。
それも、完結するまで。

主題の「透明病」に惹かれて買ったわけですが、
急に出てくるギャグが個人的に面白いです。
ギャグをギャグとして描いてない感じが、
ただのギャグ漫画とは違った笑いを誘います。

小中学生の時に、ブランコに腹で乗った人は、是非見てください。"

岡本 一広
メディアファクトリー(2005-08-23)
定価 ¥ 540


岡本 一広
メディアファクトリー(2005-12-22)
定価 ¥ 540

体の一部ときには全部が透明になってしまう「透明病」に悩む中学生の少女・しずかと、彼女を明るく励ます同級生の少年・マモルの物語。しずかが病気を乗り越えて明るき前向きに成長し、やがては女優の道へ進む一歩一歩を、一話読みきりのエピソード6編でていねいに感動的に描いていきます。しずかを応援する人気キャラクター・生徒会長の大河内さんが活躍するお話も満載で、ファンには嬉しい第3巻です。

   カテゴリ >  マンガ

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